10月29日~11月2日まで、サロン・ド・ショコラが開催されました。この見本市も今年で14回目、出展者も150店ちかくとなりました。開催地はパリのみならず、NYC、モスクワ、上海・・・もちろん東京や福岡などの地方都市まで拡がってしまいました。(規模は小さいですが)
サロンの主旨は、各店舗の新作やお勧めのショコラの発表ならびに販売で、日本の百貨店バイヤーやジャーナリストの方々も多くいらっしゃいました。(参考・詳細webリンク)
今回は個人的にはフランスのお店の"出尽くした感"をこえて、フランス以外の国に注目してみました。結果、自由な発想というか、規定にとらわれないチョコレートの在り方を感じられる、新しいショコラへのアプローチが見受けられることに。これらの製品は、まだまだプレス面は弱いものの、ワクワクする可能性はたっぷり。幾つかご紹介しておきます。
古代の製法で作られたシチリア・モディカのお店のタブレット。滑らかさを出すカカオバターを一切使用せず、純カカオマスとお砂糖のみで板チョコにしています。普通のタブレットに比べハードな食感ですが、後味がさっぱりしていてヘルシー。ミュスカバド(黒砂糖)入りやオレンジ、胡椒、チリペッパー入りなどフレーバーも多彩です。
http://www.donnaelvira.it/index.htm
スウェーデンの高級チョコレート店より。モダンでアート的なボンボン・ショコラが目を惹きました。カカオの質が高く、各フレーバーも強すぎることなく、ショコラ本来の味を大切にしている感じがしました。今までのボンボン・ショコラによくある、リキュールやプラリネ風味、大げさなバロタン(チョコの入っている箱)といった"昔風の重厚感"から逸した、繊細で無駄のない洗練さが注目です。
http://www.mcl.se/
エミリア=ロマーニャ州・フェッラーラのお店のビール入りチョコ。中からビール風味のシロップがトロリと出てきます。遊び心とオリジナリティに富んでいるものは、個人的に好みなので・・・。イタリアは缶入りチョコって結構多く、パッケージも愉しめます。
http://www.rizzati.it/
*日本のサロン・ド・ショコラは、2009年1/21~26 伊勢丹新宿店から始まります。
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